ロジスティクスセンター“きほhのき” 第17回 5．ロジスティクスセンターのシステム分析（5）

摘要

オーダ数が多く，SKU数も多い場合は，程度によるがアソートシステムを構築しやすいようにオーダ分割，SKU分割を行う。これによって見かけ上のオーダ数，SKU数を，数にもよるが例えば50%程度として，それに見合うアソートシステムを構築して×2バッチとし，出荷待機システムでマージさせるシステムを組む，などのテクニックが必要である。実際のオーダ数，SKU数を見て判断することが望ましいのである。オーダ数が多いと言うことは，配送効率，アソート効率を考慮して，別センター案を検討することも有効である。その場合，基本的にロジスティクスセンターの配置がロジスティクスマップ上不足しているとの考え方もあり，その場合はロジスティクスマップの再検討も必要である。