不明熱，腎機能障害で発症しFDG－PET/CTが診断に有用であった血管内大細胞型B細胞リンパ腫

摘要

血管内大細胞型B細胞リンパ腫（intravascular large B－cell lymphoma：IVLBCL）は節外性びまh性大細胞型B細胞リンパ腫の稀な亜型であり，早期診断が困難な場合が多い。今回我々は，不明熱·腎機能障害で発症し，~18F－fluorodeoxyglucose positron emission tomography/computed tomography（FDG－PET/CT）所見に基づいて腎生検を行うことにより診断し得たIVLBCL症例を経験したので報告する。