質量ィメ一ジング技術を用いた検查法の 開発と実用化

摘要

90年代にVanderbilt大学のRichard M. Caprioli教 授らのグループにより考案?開発されたマトリック ス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)-質量ィメー ジング(IMS)法は，これまでの質量分析(MS)による 分子内構造解析情報に加えて，標的分子の特徴的な イオン「w/z」を指標に，その組織内局在をヒートマップにて可視化する新しい「融合型」質量分析法 であり，標的分子の組織内局在や，その発現量をも 明らかにする事が出来る。解析対象は，薬物?脂 質?ぺプチドなどの低分子量から蛋白質?核酸など 高分子量へと，あらゆる生体関連分子に拡大して行つた。