鋸鍛冶職人を招き手作り鋸の講習会を実施

摘要

東京建具協同組合技能士部会（友囲三郎部会長）は2月17日、東京都千代田区の組合本部ビル会議室において「手作り鋸講習会」を実施。講師に埼玉県川越市在住の鋸鍛冶職人·五代目中屋滝次郎正義（屋号）である伊藤守氏を招き、ハンドメイドの鋸の特徴を学hだ。現在の鋸は目立て出しをしない使い捨ての替え刃式が主流であるため、鋸の目立てができる職人も全国的に激減している。そうした状況下であるが、現在も鋸鍛冶として活躍している伊藤氏から手作り鋸の種類や歴史を学ぶことによって、本来の鋸の扱い方を再考することを目的として講習会を開催した。