第56回技能五輪全国大会 沖縄県内の各会場で42職種が競技実施建築系職種は浦添運動公園で開催

摘要

厚生労働省、中央職業能力開発協会、沖縄県の主催による第56回技能五輪全国大会が11月2日から5日までの4日間、沖縄県内の諸会場で開催された。技能五輪全国大会は国内の青年技能者の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与えると共に、技能に身近に触れる機会を提供するなど、国民に対して技能の重要性をアピールすることにより、技能尊重気運の醸成を図ることを目的としている。今大会は来年8月にロシア連邦のカザン市で開催される第45回技能五輪国際大会の選考会を兼ねたものとなっている。選手の参加資格は大会開催年で23歳以下の者、過去の国際大会で同一職種に参加したことのない者が条件。大会スローガンには「チャレンジ·フォー·ザ·フューチャー」を採択。働くことの意義を問うことをテーマに若年層の技能への関心を高める。開催期間のうち、1日目の11月2日は開会式及び会場下見になり、原則として競技は2日目の11月3日及び4日の2日間で行われる。