デスバレー国立公園 第4回 デスバレーの観光 ファーニスクリークエリア

摘要

デスバレーはアラスカ州以外のアメリカ本土で最大の国立公園である。面積は長野県より少し広い一万三六五〇平方キロだ。園内を走る舗装道路はほぼ一〇〇〇マイル（二八〇九キロ）、人気の場所のみならず秘境の近くまでアクセスが可能である。それでも、公園の九一%は野生保護区として公式に指定されている。デスバレー観光は大きく分けて、ファーニスクリーク、スコッティーズキャッスル、パナミントスプリングスの三つのエリアに分類される。中心はファーニスクリークのエリアとなり、国立公園局の言葉を借りれば「Must See Highlights」、つまり必見場所が集中している。当地を訪れる冒険者たちは、探検に最適な驚くほど多様な地形や史跡、動植物を目にするだろう。まずは、デスバレー観光のすべての起点となるファーニスクリークビジターセンターに立ち寄り、二〇分の映画を見ることをおすすめしたい。その後にファーニスクリーク周辺を紹介するドライブへ出発しょう。