超低公害型マイクロガスタービンの開発

摘要

新潟原動機株式会社は、発電機端出力300kW クラスとしては世界最高レベルである発電機端熱効率32.5％と、液体燃料では世界で最もクリーンな排気を実現した、超低公害型再生サイクルマイクロガスタービン（以下MGTと呼ぶ）「RGT3R」を開発しました。 本MGTは、防災用として1997年に商品化したRGT3型ガスタービンの技術実績をベースに、第1段階として圧縮機などの要素を高効率化し、常用耐久性を高めた発電機端出力35りkWクラスのシンプルサイクルMGT「RGT3C」を開発。 第2段階としてRGT3Cをベースに発電機端出力300kWクラス再生サイクルMGT「RGT3R」を開発したものです。 本稿では再生サイクルMGT「RGT3R」ついて紹介します。