松下電工 小型PEFCの開発

摘要

松下電工株式会社では1993年から小型民生用燃料電池発電機の開発をすすめている。 当時固体高分子形燃料電池の高性能化が始まったところであり、将来的に小型化·高効率化が期待できるとして、アウトドアでの作業用、レジャー用電源として開発をスタートした。 燃料は入手性、アウトドアでの取扱い性の観点より家庭用カセットボンベ（液化ブタン）を選定した。 一力、改質法は小出力での効率維持のため改質効率の高い水蒸気改質を採用した。燃料電池スタックは、カナダ、バラード·パワーシステムズ社製の空冷タイプのものを採用している。