マイクロガスタービンの評価およびコージェネ開発の現状

摘要

マイクロガスタービンは従来の小型ガスエンジンに比較し，次のような特徴がある。 ぴ瓌訖Cとして部品点数が少なく構造が簡易で，高速回転のため小型，軽量である。 ·希薄予混合燃焼器により，低NO{sub}xが可能である。 ·保守費が2～2.5円/kWhと安価である。 ぐk電効率は低位発熱量基準で25～30％とほぼ同等である。 ·発電出力はインバータ制御により，電圧·周波数が安定しており，系統連系保護機能を内蔵している。 ·天然ガスの他，LPG，灯油，ランドフィルガス，バイオガス等への展開が容易で燃料に多様性がある。 本稿では，当社による機器の評価·開発の近況，普及基盤である規制緩和動向を紹介するとともに，普及に向けての今後の展望について述べる。