UV-LEDを用いた大水量処理装置、設計上のポイン卜

摘要

水処理用紫外線照射装置の光源には水銀ランプ（低圧または中圧水銀ランプ）が用いられているが、近年殺菌に有効な深紫外線を発するLED(以下、UV-LED)の開発が進み、水銀ランプに代わりうる新技術として注目を集めている。UV-LEDには従来の水銀ランプにはない利点があり、単位面積あたりの紫外線出力は、既に低圧水銀ランプ以上である。一方現時点においては紫外線八の変換効率が低<、投入電力のほとhどが熱に変わる。また発光面積が小さI、分、処理量あたりの光源価格は、水銀ランプに比べて高額である。しかし、飛躍的に普及した可視光域のLEDのように、近い将来に能力が上がり低廉化することが大いに期待される。