フォークリフトの走行経路不備による災害

摘要

フォークリフトは製造業や運輸業だけでなくあらゆる産業で使われ、国内では70万台近い台数が稼働しています。大変便利な荷役運搬車両ですが、労働災害発生状況をみると、年間約30人の死亡災害が起きています。ハインリッヒの法則から推定すると、死傷者数は870人、ヒヤリ·ハット（けがのない事故）は9,000件となり、その底辺には危険要因（不安全な状態と行動）が数多くあることが分かります。このヒヤリ·ハットと危険要因は、リスクアセスメントを行うことによってリスク低減が可能です。