素晴らしき日月潭紅茶の復活-古い茶工場の新たな姿

摘要

「日月潭紅茶」の名前は多くの人に知られていますが、埔里鎮に日本統治時代に設立された古い紅茶工場—東邦紅茶公司があることをご存じでしようか。東邦紅茶公司は、最盛期には年間600トン近くを輸出し、埔里鎮の紅茶産業を繁栄させました。筆者は、月刊「茶」の2月号と6月号の「台湾紅茶の原種の起源」の中でshan種について取り上げましたが、実はこれこそ東邦紅茶公司創業者の郭少三氏がタイから輸入した茶種なのです。