これからの肉牛経営を考える②－繁殖，肥育経営の展望－

摘要

次に具体的な話として、牛肉の格付けについて考えてみましょう。 写真1を見て下さい。 これは肥育牛の枝肉断面の写真でず。 繁殖農家の方々もよくご覧になっていただきたい。 肥育牛をと畜し、皮を剥ぎ、内臓を取りだし、四つ足をとると、この写真の枝肉のようになりまず。 枝肉というのは骨付き肉でず。 ですから次に骨を外しまず。 そうすると写真2のように、らhいち、うちもも、サーロインといった具合に、部分肉と呼ばれるものになります。 さらにこの部分肉から余分な脂肪などを取り除く、これを“磨”といいますが、この部分肉を磨いた70％くらいのものが商品となって店頭に並ぶことになるのでず。