EUにおける遺伝子組換えの現在とメガFTA——共存政策、TTIP交渉を中心に

摘要

2015年の統計では、世界おか国で100OO万人の農家が1億7907万Kの農地において遺伝子組換え作物(GMO)を生産している。1996年からの累計では、^億の作付けがおこなわれたという。2015年の生産量を国別にみると、1位はアメリカ(7090万^)、 2立はブラジル(4420万な)、3位はアルゼンチン(2450万K)、 4位はインド(116o万K)、 5位はカナダ(lloo万^)である。6位には東アジアの遺伝子組換え大国である中国(370万！，")、 U位にョー口ツバの遺伝子組換え大国であるスペインが続いている。ちなみに、19位のスーダンまでが、GMOを5万&以上栽培している「バイテク大国」(biotech mega-countries)とされている。なお、2000年代半ばの統計では、スペインのランクは^位と高く、上位お位内にフランス、チェコ、ドイツ、スロバキア、ルーマニア、ポーランドが入っていた。チェコ、スロバキア、ル—マニアは、2015年の統計でも残っているが、すべて5万&以下であり、順位も24位、25位、28位と低調である。