都市農村交流を活用した農村景観の保全.形成活動に関する分析-岐阜県恵那市富田地区を事例として

摘要

平成16年の景観法の制定,景観農業振興地域整備計画制度の施行により,農業施策と景観施策との調和を図る枠組みが示された。農村地域では,これらの枠組みのもと景観施策の推進が図られるが,点的なハード整備に施策が傾注し,景観保全.形成の目胤　維持管理,景観を地域資産として活用する方策については明確な指針が定められていない。そのため,景観の整備後の活用施策については,地域や地方自治体の裁量によっている。