性ステロイドホルモン製剤および精漿を用いた子宮での 上皮成長因子発現正常化鱺による乳牛の妊娠率の向上

摘要

近年，乳牛の受胎性の低下は顕著で，経産牛の初回受胎率が30-40%台という牛群も稀ではない。また，暑熱期 にはさらに受胎率が低下する。こうしたな力、，現状では受 胎率向上の決め手を欠いており，牛の健康を高い水準で維 持する飼養管理の技術とともに，受胎率低下に対する具体 的な対策が求められている。また.一見健康で.発情周期 および生殖器の精査でも不受胎の原因を特定できないリ ピートプリ一ダー牛には多くの獣医師が悩まされており. これに対する有効な対策を望む声も大きい。