現代用履による『新栽培技術の理論体系』その2

摘要

前号に引き続き、『現代用語版による「新栽培技術の理論体系」』(その14)を掲載いたします。なお、本稿は、「新栽培技術の理論体系」の補筆改訂版を元に、さらにわかりやすくなるように修正を行ったもので、筋書きはこれに忠実にしてありますが、表現は多少変更してあります。皆様のご批判、ご意見をいただければ幸いです。今回は、「第4節作物体の発育の二次的性質」の第21項の「栄養型の転調」、第22項の「栄養の落差」および第23項の「移植」を取り上げます。好ましい栄養型の変化の仕方、栄養の落差の意味、移植の効用などが説明されています。(注：なお、ここでいう「栄養型」とは、「作物体内における栄養成分の状態を類型化したもの」と言えます。右の線、太字は編集部が表示したものです。)