大分県豊後椎茸研究会30年の歩み ～活動と取り組み③～

摘要

豊後椎茸研究会は、平成9年度から10年間にわたって県内各地区でほだ木コンクールを行い、シイタケ栽培の基本である「ほだ木作り」　について研修会を重ねてきた。研修内容は、適期伐採の徹底や伏せ込み管理などについて情報交換、現地講習会を行い、また、伏せ込み地で原基の確認とほだ付きの状態を診断した。　ほだ木コンクールの取り組みは、研究会全体で増産と良品生産のために効果を発揮し、シイタケ栽培ではほだ木作りがいかに大切かを確認できた。