サルモネラ保菌牛の診断法の検言寸と防疫対策への応用について

摘要

酪農場でS. Dublinによるサルモネラ症が発生したが、糞便培養検査では保菌牛の摘発はできなかった。 ELISA法でサルモネラ抗体検査を実施し、サルモネラの保菌を疑う、高い抗体を保有する牛を淘汰した。 また70.6％の牛がサルモネラに感染すると発症する恐れのある低い抗体を保有していたので、全ての午にサルモネラ2価ワクチンを接種した。 さらに分娩直後の牛の糞便と悪露を培養検査し、保菌牛を淘汰することにより、農場のサルモネラ症の発症とまh延を防止したので、EuSA法によるサルモネラ抗体検査と分娩直後の牛の糞便と悪露の培養検査とワクチン接種はサルモネラ症防疫に有効であると考える。