科学技術は尃門家のものか

摘要

このところ、新幹線トンネル内壁の崩落、原子力燃料加工会社の臨界事故……と科学の先端分野で事件事故が相次いでいる。 技術の内容や信頼性に無知なばかりに、われわれ素人は、「専門家がやることだから、確かであろう」と考えていたものが、こhなにも危険が身近にあるのかと、青ざめてしまう。 われわれは、科学技術の内容について、分かりやすく知らされなければならないし、専門家が往々に陥る独善を打ち破ってもらわなければならない、という思いを強くした。 科学技術が、生活水準、ものの豊かさなどを向上させたのは、まちがいない。 十年前には予想もしなかった技術が登場したり、レベルが飛躍的な段階に進hでいる。 一般人は、なかなかついていくのも大変である。