中晚柑の着果管理

摘要

今年産のカンキッ類は、3approx4月の低温により、発芽は1approx2週間程度、開花は1週間程度 遅れています。中晚柑は大玉果生産を目標にするため、着果ゃ生理落果の状況を確認しなが ら6月中下旬の早期から粗す茼果を開始します。まずは、園地の着果状況を確認しましょう。県内JAの取り扱っている中晚柑について、平成22年産の各品種の平均単価をそれぞれ 100として、階級ごとの指数をみたのが表1です。数値が高くなれば、単価は高いということ になります。特に、せとか、不知火、甘平は2Lapprox4Lの大玉が求められています。伊予柑は 2L、清見、ボンカンはしapprox2Lの単価がよい結果となっています。一方で小玉果は軒並み安 値となっています。中晚柑はボリユーム感が大切だということが分かります。