初心者チャレンジレポート

摘要

先月号では「仕上げ摘果」を予告していましたが、今回は藤原文孝先生指導の下、南相20号のほ場のうち先月私が摘果した樹も含む2列に敷設するということで、8月26日に果樹研究センターに行ってきました。前回同様、完全防備（！）の農作業スタイルで園地に突撃したところ、何やら見慣れぬ若者の姿が‥。どうやらこの日は愛媛県立農業大学校の生徒さhが実習をする日で、私も参加させていただけるとのこと。突然現れた私に戸惑う生徒さhに自己紹介と企画内容の説明をして、一緒に実習を受けま′した。作業を始める前に藤原先生からマルチについて簡単に説明をいただきました。　マルチ栽培は、透湿性シートを被覆して降雨を遮断することによって、樹に乾燥ストレスをかけ、気象に左右されずに糖度をあげる技術です。基本的には樹の根元までしっかりと覆う「全面マルチ」にしますが、乾燥しやすい園地やかh水施設がない園地では株元をオープンにした「部分マルチ」にする場合があり、果樹研究センターでは「全面マルチ」を採用しています。