日本産りhご輸出における産地流通主体の役割--青森県産りhごを事例として--

摘要

今日，経済発展が目覚しい諸国に対する「高級」果実の輸出が注臼されているが，りhごはその最有力の一つとなっている，そして，これに対応して，国内流通業者は国内市場を中心としつつ，海外市場への販路開拓、拡大に向けて，動き出しているが，今だそれら諸国での高級品に対する需要拡大を見込hだ販売戦略を模索している段階なのが現状である．現時点で，日本産りhご輸出は国内市場の動向に制約されながら海外流通業者の要望に応えているため，輸出戟略といった海外市場対応の段階ではないのである（註1）．