強烈な存在感を放つ主幹を、どう修正する？

摘要

今回の「創、改作」素材は、畑上げ間もない紅梅の新木。 複数の幹で構成された株立ち樹形ですが、そゐ轟群ゐ中でも際立った存在感を放っているのが長く伸びた主幹。この主幹を個性と捉えて活かす術を模索するか、嫌みとして別の可能性を考えるのか…。 新進気鋭の若手作家、吉井雅規氏の下した判断とは！ この素材を前にしてまず目につくのは、大きく伸びた主幹の存在です。小枝で隠れた立ち上がりを観察してみると複数の幹が確認でき、まだ畑上げ直後の新木段階ですが、ここまで株立ち樹形として培養されてきたことが分かります。 ただ他の幹と比べて主幹が突出して伸び出しているため、現状では株立としての姿にも違和感を与えてしまっているのは否めませh。