遥かな大自然彩才

摘要

天空をつきさすように、緑濃いポプラがのびている。山行きの途中、富良野で見かけたポプラの樹姿は、涼風になびいて美しかった。 北国を象徴する樹木のひとつだが、端正でのっぽなポプラも、最近はなかなかお目にかかれなくなった。30mをかるくこえるポプラは、風の猛威にさらされ、倒木の憂目をみるからだ。 以前夏に、スイス、チューリッヒにあるWWF（世界自然保護基金）本部を取材で訪ねたことがある。 環境省（当時は庁）のⅠ氏や取材カメラマンらと一緒にビジターとなった。 2週間ほどイギリス各地を視察した後、ロンドンからスイスエアで飛hだ。 ほhの6日間の短いスケジュールだったが、観光立国スイスの自然景観や生態系保護の実情を、研究員のガイドでじっくり見てまわれた。 急ぎ足でのスイスアルペンツアーも楽しめた。