平成18年「春の天候」と「夏の天候見通し」について

摘要

平成17年を振り返ると，岡山県内は3月頃から少雨傾向が続き，3月から5月の降水量は，岡山地方気象台が観測を開始した明治24年以来最も少ない値（138.0mm，これまでの最小は1891年3月から5月の149.3mm）となりました。 平成17年の中国地方の梅雨入りは平年より遅く6月11日ごろ（平年6月6日ごろ），梅雨明けは平年並の7月18日ごろ（平年7月20日ごろ）でしたが，春以来の少雨傾向が続き，6月も少雨となり，春の少雨と同様に明治24年以来最も少ない値（24.0mm，これまでの最小は1944年6月の29.3mm）となりました。 この間，岡山地方気象台では「少雨に関する岡山県気象情報」第1号から第3号まで発表し，注意を呼びかけました。