モモにおける樹体凍害の危険度評価に 基づ<被害防止技術の開発

摘要

モモでは近年,気候温暖化の影響からか冬期間の気象変動が大きく ， 冬から春先にかけて苗木や若木の枯死の「樹体凍害」が増加している(写真1)。特に，四-六年生の若木で被害発生が多いことから.改 植ゃ新植，品種更新などを行ううえ，生産者の意欲の減退につながつ ている。長野県果樹試験場では，気象変動対策プロジェクトで「温暖 化の影響評価とモモの樹体凍害の適応技術の開発」について取り組h できたので，一部を紹介する。