モモ栽培の極意を聞く～晩生の品種導入による規模拡大の取り組み～JA岡山西吉備絡もも出荷組合 劫持蒋己さhの場合

摘要

今回は，総社市福谷で新品種を積極的に取り入れ，大規模モモ経営に取り組hでおられる，釦持勝己さh（写真1）を紹介します。 　 勅持さhのお宅では，昭和30年代に地区にモモが導入された当初からモモ栽培に取り組まれています。 釦持さhは，昭和40年から地元JAに長年勤務され，平成13年3月に退職と同時に本格的にモモ経営に携わるようになったそうです。それまでは，ご両親と奥様が栽培管理に従事しておられましたが，退職後は経営を引き継ぐと決めておられ，モモでゆとりのある農家生活ができるようにと，退職の数年前から徐々に新植して規模を拡大し，就農時には約80aになっていたそうです。