オーロラブラック展示ほの取組と品種の可能性(くだもの王国地域推進隊の活動）

摘要

岡山県で育成されたぶどう「オーロララブラック」は，ピオーネを超える大粒で見栄えが良 く，脱粒しにく く輸送性が高いことから，実需者を中心に市場関係者から高い評価をいただい ています。しかし，出荷量が少なく販売しづらいとの意見が多くあり.面積拡大による供給力 の強化と知名度の向上を図ることが喫緊の課題となっています。このため，産地が取り組む商品力向上につながる技術や販売方法の実証のための展示ほを設 置し，地域の生産者への研修等に活用することで，品種の魅力を産地の生産者に広く情報発信 し生産拡大を目指す取組を紹介します。