ゥシの咀嚼計の栄養生理学への応用

摘要

反芻動物の採食中に成長ホルモンゃ遊離脂肪酸の濃度が減少することは多く報告されているが、 反芻中のホルモンゃ代謝産物濃度の変化は調べられていない。これは反芻行動が採食行動とは異な り、その発生が短時間かつ不定期で制御できないこと、また、人による短い間隔での連続採血が困 難であることが大きな理由である。今回は東北農業研究センターが開発した咀嚼計によってゥシの 採食と反芻行動を記録し、さらに連続採血装置を取り付け、短い間隔で採血を行えるかどうかを調 ベた。また、反芻中の血漿中のホルモンや代謝産物の変化を捉えることが出来るかについて検Itを 行った。