連縄縫い付け型ミシン葉編機葉たばこ収容台車の考案

摘要

在来、バーレ一種では収穫、乾燥期に作業が集中するため，この時期の作業の効率化が求められている云そこで新潟原料本部では，葉編作業の効率化、時間短縮を目的に，平成9年度より葉たばこ研究所で開発された「連縄縫い付け型ミシン菓編機」を使用した作業体系の検証を鋭意行ってきた。 連縄縫い付け型ミシン菓編機（以下，連縄縫い付け機と略す）は，1人が葉並べ1人が補助作業（葉の供給や連の処理など）の2人作業を基本に作業を行う。 この場合，補助作業者に待ち時間等のロスタイムが生じることから，1人作業の可能な脱着式固定金具が平成9年に盛岡原料本部で考案された。脱着式固定金具は連の取り外しを自動的に行うことから，2人作業による補助者の待ち時間等のロスが解消されたものの，1人作業には次の問題点が新たに生じた。