京都で開催された第33回国際胚移植学会年次大会の概要

摘要

アジアで初めての第33回国際胚移植学会（International Embryo Transfer Society、以下：IETS2007）が、平成19年1月6日～10日に京都国際会館で開催され、国内外から730名の参加者があった（写真1）。 大会長は畜産草地研究所の永井卓氏、組織委員会のチェアマンは近畿大学生物理工学部の入谷明教授、事務局長は京都大学の今井裕教授が担当された。 今回のメインテーマは「胚の品質と受胎一発生を決定づける要因」で、以下に紹介する6セッションに分けられて進められた。 各セッションでは、世界の第一線で活動する研究者から最新かつ示唆に富む発表があり、熱心な討論が行なわれた。 このほか、若手優秀発表賞候補者の6課題をはじめとする総計416課題のポスター発表もあった。