搾乳ロボッ卜、キヤリロボの導入効果と普及に向けた課題:岡山県の省力化技術の状況調査から

摘要

酪農経営において搾乳は大事な"収穫"作 業である反面、全作業の半分を占めるともい われる負担の大きな作業である。このため、 経営内のゆとりや、規模の拡大を考えた場合 には、この部分の省力化をいかに進めるかが 課題の一つとなる。現在、最も省力化が進められたシステムと いえるのが搾乳作業を全自動化した「搾乳口 ボット」であろう。メーカ一によって仕様の違 いはある力5'、前搾り-ミルカ一装着、離脱、 ディッビングまでの一連の搾乳作業が全て自 動化され、基本的には作業者がいなくても機 械によって牛群内の搾乳を完結することがで きる。