ニュージーランドの放牧酪農から得るもの－乳製品原料の供給を通して感じた日本の酪農－

摘要

放牧酪農が盛hなニュージーランドのミルクは、ベータカロチンをたっぷり含hだクリーム色。 栄養価に富み、ガン予防にも良いといわれている。この乳製品原料を輸入し、世界各国へ供給する仕事をしているのが、フォンテラ（世界6位の乳業会社）の中の私ども日本エヌ，ゼット，エム，ピー（NZMP）である。 日本においては現在、乳業メーカー約150社へナチュラルチーズを主体とした各種チーズ、バター、粉乳、カゼインやホエイの乳タンパク製品、ミルクミネラル、乳糖、調製油脂などの乳製品を供給しており、同時に乳業会社や製菓，食品会社、外食産業の商品づくりやマーケテイング情動のバックアップなども行つている。こうしたことを通じ、て感じるのは、ニュージーランドと日本の酪農の違いや数々の課題。 放牧の利点を生かしたニュージーランドの“大自然と牛を育てる酪農”を、私は推薦したい。