日本学術会議公開シンポジウム「食料生産から生物多様性を考える」

摘要

植物保護科学が果たすべき役割を議論することを目的に，2009年12月に植物保護科学シンポジウム「気候変動と農業科学-植物保護を考える」，2010年11月には日本学術会議公開シンポジウムとして「稲作と植物保護を展望する」が開催されてきた．これらにおける議論を背景に，本年は，人類と自然の共生に適合した食料生産のための学術的基盤の確立に向けて「食料生産から牛物多様性を考える」が開かれ，156名の参加があった．