Sports Photo Essay シャッターチャンス!!(25)日本Sフェザ一級8回戦会田篤（ワタナベ）VS森田陽久（新日本仙台）

摘要

ランクスにシューズ、グローブだけを纏い、極限まで鍛え上げた肉体をぶつけ合うボクシング。プロボクサーの俊敏な動きは、シャッタースピードを1/500秒程度まで上げないと、カッチリと止めることは難しい。"戦う"というある種、異常な生き方を選hだ、彼らの熱狂こそがこの競技の魅力だろう。写真は最終ラウンド終了後、判定結果を聞いた瞬間の会田選手。彼は勝ち星も多くKO率も高いが、チャンピオンへの挑戦権が得られる、日本ランカーまで、あと一歩のところで勝てないということが続いていた。そして、この試合も勝てなかった。私はしフェリーが採点を読み上げている段階から、彼の表情だけを狙っていた。1/500秒のf2.8で切っていたのを1絞り分絞り、その表情をより明確に捉えることに集中した。