キャリア·マルチメディア·コミュニケーションサーバCenterStage：マルチメディア·コミュニケーション·ソリューション

摘要

近年，インターネット普及に伴う什化が一般化し，低成長下の課題として通信コスト削減が重要視されてきています。 また，ビジネスは，ものの販売重視からサービス重視へ移行しており，カスタマ·サティスフアクション（CS：顧客満足度）の向上が非常に重要視されています。 一方，コンシューマ向け通信においては，ISDNの一般化，i-mode～インターネット（e-mail）の普及およびADSLの価格破壊による急速な普及が進hできており，さらに，実現性を帯びてきた家庭向け光アクセスや，モバイルの第三世代幕開けにより，中高速常時アクセスが近い将来に一般化することが期待されます。 これらのアクセス手段の多様化（国定電話，携帯端末，FAX，Web，e-mail）を背景として，企業ネットワークにおける通信費削減を目的としたVoIPの利用が急速に浸透しつつあります。 企業のカスタマコンタクト窓口においては，固定電話，携帯端末，FAX，Web，e-mailはいった多様化するコンタクトチャネルを業務プロセスへ連携させて，社内業務のスピードアツプを図る必要性が出てきています。しかし，これらを実現するための設備投資は企業にとって大きな負担であり，ネットワークの構築·運用コスト削減の目的から，従来のように企業ネットワークが自前ですべての機器を揃えなくても良いように，通信キャリアがこれらの要求の一部を請け負うサービス提供形態が求められています（いわゆるアウトソーシング）。 また，コンシューマ向けにも中高速常時アクセスを前提としたキャリアによるコンシユーマ向けサービス提供ができるようになりました。 従来型の通信ビジネスモデルではこの競争に勝てないと考えられております。すなわち，通信事業者は上記のニーズを反映し，さらに通信コスト競争に打ち勝つために，従来の交換機よりも低価格なルータによるVoIPシステムで設備投資低減を図り，VoIPネットワークによる音声·データ統合型ネットワークサービスの提供を推進していかねばなりませh。 さらに，インフラ設備投資型事業から高付加価値事業への転換を目的に，キャリアネットワーク上での高機能サービス（ASP：Application Service Provider）の展開推進も必要です。 この流れに応えるため，沖電気は，キャリアクラスのスケーラビリティと信頼性で，通信事業者による企業コミュニケーションのアウトソーシングを実現し，さまざまなマルチメディア·コミュニケーション·ソリューションを提供可能なマルチメディア·コミュニケーションサーバ「CenterStage」シリーズを発売しています。