直線二色性測定用スラブ光導波路分光装置の開発とそれを用いた固液界面への色素の吸着状態解析

摘要

スラブ光導波路は，薄板ガラス／溶液界面での多重全反射により，励起光をガラス板内に閉じ込めた光学素子である。このときガラス表面に生じるエバネッセント波により，ガラス表面上～100nm程度の領域に存在する分子の選択的励起ができ，それらの吸光度測定を行うことができる。