清水和夫と石井昌道のソウルトゥザソウルサーチャーズシーズンII - 自然吸気大排気量V8エンジン搭載スポーツモデルのいま

摘要

今月の“ソウル”の主役はV8エンジンだ。電動化時代にピストンが8個もあるエンジンに未来はないのだろうが、V8エンジンはめっきりと減ってきた。気筒数（排気量）を減らし、ターボとモーターで補完してパワーとトルクは性能アップするのが今のトレンドだ。だが、自然吸気のV8の雄叫びは聞けなくなる。そhなさみしい時代にあえて、自然吸気のV8で頑張るモデルをピックアップした。その1台はコルベットであり、もう1台はレクサスGS Fだ。まずはコルベットから。その名前は18～19世紀にかけて活躍した軍艦のひとつに由来する。その名に恥じないほどコルベットのキャラクターは究極の肉食系だ。だが、欧州のセレブな雰囲気のスポーツカーとは異なり、ジーンズとTシャツで乗れるカジュアルさがアメリカらしい。