［試乗］プジョー308/508に見るPSAディーゼルの実力

摘要

ついに日本に上陸となった、フランス発のディーゼルモデル。PSA グループに属するプジョー、シトロエン、そして新たにシトロエンから独立したDSの各ブランドに一挙に投入された。しかも最も安価なシトロエンC4ではスターティングプライスが279万円と、「ディーゼルは高い」という先入観を覆す価格で設定されたのも注目だ。ちなみに、プジョーでは308が299万円からのスタート。いずれにしても、300万円未満で輸入車のディーゼルモデルが購入できるインバクトはかなりのものだ。今回試乗したプジョーに限っても、308のハッチバックとステーションワゴン、さらに508のセダンとステーションワゴンと、ボディタイプだけで4種類が揃う。そこに、排気量や出力が異なる2タイプの最新ディーゼルエンジンが用意されたので、従来からのガソリンバージョンを加え、このブランドのモデルを「パワーユニットから選ぶ楽しみ」が一気に広がったことになる。