遠隔画像診断事業:実施者より- とくに,本年設立の合弁会社(-DNHp社)の実像とその近未来-

摘要

筆者らは11年前から, CT/MRl遠隔画像診断サービス事業に挑戦している.これが昨今の数年間,法的かつ社会経済的に認知されるに至った.それに伴いこの分野での市場競争が激化,したがって筆者自身の組織(ネットホスピタル社)もまた,ドクターネット社と合弁会社を設立する(ドクターネットホスピタル=DNHp社)といったことで,質·量の拡大を討っている.それで本文ではとくに,そのDNHp社の現状と近未来企画を,とくにそのサービス面に関して述べた.そして最後に,オンライン医療というこの新しい分野の特殊性に関し,経営はもとよりシステムの安定性,利便性,経済性,セキュリティーなどの面で,以前では考えられないレベルの高い技術·能力が必須となってきていることを述べた..それで医師主導の組織としては結論的に,ベクトルが一致する関連企業との連携が重要であると述べた.