インド自動車生産、2017年は6%増の478万台、Maruti Suzukiなどが過去最高に

摘要

インドの2017年の自動車生産台数は、前年比5.8%増の478.0万台となった。国内市場が9.5%増と拡大したことを背景に、自動車生産は3年連続の前年比プラス、2年連続の過去最高更新となった。2018年についても、7～8%増の成長が見込まれる国内市場がけh引する形で、自動車生産も6～7%増の505万～515万台（FOURIN予測）に拡大する見通しであり、500万台の大台に乗ると予想される。上位メーカー10社の2017年の生産実績をみると、Maruti Suzuki、現代自、Ford、Ashok Leyland、VWの5社が過去最高を更新。Mahindra、ホンダ、トヨタも回復となったが、Tata MotorsとRenault／日産は前年割れとなった。車種別では、2017年の増産のけh引役となったのはユーティリティ車で、15.5%増の101.9万台となり、5年前の2012年との比較ではほぼ倍増となった。