農家の主婦が地元の果実でアイデア商品を開発 植木町果樹生産者グループ 春果風

摘要

農村部の女性による起業活動が年々増加している。地域の農産物を使って、精力的にアイデア商品を開発している農家の主婦グループがいると聞き、熊本県植木町を見渡すと山の斜面にも背の高いハウスが何棟も連なっている。柑橘類のハウスだ。「春果風」のメンバーもほとhどが柑橘類を栽培している農家である。特にハウスデコボンの栽培が盛hだ。デコポンは「ホンカン」と「清見(ミカンとオレンジの交雑種)」をかけ合わせた果実で、「デコポン」という名称は、実は-録商標である。品種名は「不知火」。不知火のうち糖度$2度以上、酸度ー%未満という基準をクリアしたものだけが、「デコポン」という名で販売できるのだという。全国の生産量の半分近くが熊本県産だそうだ。