マイコンでリレーやLEDをON＆OFF！トランジスタ·スイッチ回路

摘要

図16に示すのは，図2の④のON／OFFスイッチ回路の抜粋と定数の計算例です．この回路は，論理を反転するトランジスタ1石のインバータです．トランジスタのベースに入力する信号とコレクタ側の信号は位相が180°違うことを利用しています．R_(26)は，バイポーラ·トランジスタのベースに蓄積された少数キャリアを引き抜く抵抗です（コラムC参照）．図17に示すように，電流の吐き出しと吸い込みができるマイコンのGPIO端子でトランジスタを駆動する場合は，R_(26)は要りませh．しかし，図18のようなスイッチを使った回路では，OFFのキレが悪く実用性がありませh．ベースの少数キャリアの逃げ場がなく，スイッチを切った後のしばらくの間，コレクタ電流が流れ続けるからです．