伝送線路特性の解析なら静電界シミュレータ,数十MHz以上の高周波立体回路の解析なら電磁界シミュレータ

摘要

EEM-STFは静電界を計算しています．ノイズが高周波信号のときは，時間変動する部分の電界分布は静電気の計算と同じになることがあります．図AはEEM-STF．図Bは3D電磁界シミュレータEEM-FDMで，500MHzの信号を加えたときの計算結果です．電界分布をみると，EEM-STFと同じ結果になっています．電磁界の場合は，電界と磁界が一体となって進むので図Bのように電界の分布とほぼ同じ範囲に磁界も分布しています．ただし，誘電体の部分は電界は広がりが少ないのに対して，磁界の分布は誘電体部でも広がりが変わりませh．