薬価制度 軌道修正が不可欠 米製薬団体 革新性を足進できず

摘要

米国研究製薬工業協会(PhRMA)は7日、都内で定例会見を開き、日本の医薬品市場の向こう4年の平均成長率が主要な先進国市場で最低で推移すると指摘した。日 本は2018年度に実施された薬価制度の抜本改革で新薬の価格を維持する仕組みを大幅に縮小したほか、19年度には増分費用対効果(ICER)と呼ぶ指標のみで新薬の 価格を下げる新制度も導入し、こうした制度改革が低成長を招く背景にある。