住友理工、来秋の増税前建築ラッシュに向け制震ダンパーを拡販

摘要

住友理工は、2019年10月に消費税が現在の8％から10％へ引き上げられる前に建築ラッシュがあると想定し、木造住宅用制震システム「TRCダンパー」の拡販に乗り出す。国土交通省によると、消費税が現状の8％へ引き上げられた2014年4月の前年には新築着工件数が上昇した実績がある。今回のケースでは、増税前に現行の消費税8％で家を建てるには、2019年9月末までに引き渡しを完了するか、同年3月末までに建築会社との契約を締結し終えている必要がある。このため、施主の多くは今夏頃より工務店等と打合せを始めているはずだが、その際、重要となるのが耐震性能より制震性能だ。