BASF、独本社工場でポリイソブテン新設備が稼働～4万t体制に

摘要

BASFはこのほど、独ルートヴィヒスハーフェンの統合生産拠点で低分子量·高反応性ポリイソブテン（PIB）の新設備を稼働させた。生産能力は年2万5,000トン。これにより、同拠点の高反応性PIBの総生産能力は年4万トンに高まった。PIBは燃料油および潤滑油用添加剤の原料。同社はベルギー·アントワープにも年産10万トンのPIBプラントを保有している。また中国·南京では、シノペック（中国石油化工）との合弁会社BASF-YPCを通じ、イソブテン～ポリイソブテンの生産設備建設に着手した。完成は2011年下期の予定。