デュー·デイリジエンスに迫る、DCF法が下す企業価値の判定（1）-夕イの石化メーカーが査定内容を開示／公開買い付けに対処-

摘要

夕イの大手オレフィンメーカーが自社の「企業価値」にかかわる査定データを開示した。 先月下旬からTOB（株式の公開買い付け）を仕掛けられているのが背景。結論から言うと、買い付け価格が時価を大きく下回っているため、売り手不在に終わる可能性が大きい。 最近、この手の一見不自然なTOBがタイの証券市場で見られるが、狙われた側の企業はこれに対する意見表明に追われ、資産査定を第三者機関に依頼。