米BASFフィナ、大型メタセシス装置が完成～4月中に稼働開始－シンガポールや中国·台湾でも計画～エチレンひつ迫で逆風も－

摘要

米国テキサス州で建設が進められていたBASFフィナ·ペトロケミカルズのメタセシス法プロピレン年産31万トン製造設備がこのほど完成、4月中に稼働開始の運びとなった。 引き続き今夏には三井化学が大阪に14万トン設備を完成させ、来年秋には川崎の新日本石油化学が日本で2番目のプラントを設置するが、来年中にはこのほかにも中国やシンガポール、台湾にも新設されるなど、アジアでメタセシス装置の新設ラッシュとなる。